自然農法の試み2023 ①早春の下見

草ボウボウでも土は痩せない

それどころか、「土に伸びた植物の根が土の中の微生物と物質(栄養)のやり取りをして土が肥沃になる」などどいう書物に出会ってしまい、かつてジャガイモやキュウリを作付けしていた実家の林の中の畑(通称「山の畑」)の存在を思い出す。そこは周囲を岩手山の伏流水が流れる小さな川に囲まれている。しかし、アクセスの不便さから20年以上耕作放棄地となっている。畑は別の場所に移ってしまい、かれこれ十年以上誰も訪れていない。母曰く、一面笹原になっているだろうと。亡父が気まぐれで栗を植え付け、熊が出没リスクもある。春まだ寒い頃、山の畑にジャガイモを撒こうとホームセンターで種芋を買う。

4/5 雪解け直後の現地視察

山の畑は、大きな農業用水路にかかる橋を渡り杉林の中を200mくらい歩いた先にある。杉林の中の道がまだ存在するのかが最初の問題だったが、これは難なくクリア。まだ植物が芽吹く前の時期だったこともあり下草はほぼなく、あっさり目的地入り口に到着。畑に入ってすぐは水気が多くシダ類が繁茂する区域。4分の1を過ぎたあたりから笹薮になった。奥に近づくと笹薮が途切れ、ぽかっと広い空き地があった。ここなら笹の根に悩まされることもなく種芋が撒けそう。その周りには、ばっけ(フキノトウ)が山菜収穫者に刈り取られた痕跡があり。来年は蕗味噌の材料をここで調達できると喜ぶ。「この土地の所有者が蕗味噌を作る程度のばっけを残しておいてね」という看板を作ろうか。ここで、今回の下見を終える。春まだ早い時期の森に騙されたと気づくのは、もう少し後になる。

②種芋を撒く に続く。

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