プラスチックを調べた

プラスチックに囲まれて暮らしている

ずっと金属製だと思っていた百均で買ったガラス保存容器のキャップ。ずっと金属だと思っていたのだが、ガラスの耐熱温度を見ようとラベルを見たら、本体/ガラス フタ/ABS樹脂とある。ピカピカしていて、ちょっと見た目は金属。でも、持つと軽いし音もプラスティックの空疎な感じ。じゃあ、ABS樹脂とは何者なのか。

天然樹脂と合成樹脂

樹脂の漢字を見ると、樹(木)の脂。かつては、樹脂といえば天然樹脂だった。天然樹脂の代表は「天然ゴム」。ゴムの木の幹に傷をつけて樹液を採取する。対して合成樹脂とは、人為的に合成された高分子化合物。合成樹脂から天然ゴムと合成繊維を除いたものが、プラスチック。ということはプラスチックと合成樹脂はほぼイコールということだ。

ABS樹脂その他

ABS樹脂とは、アクリルニトル・ブタジエン・スチレンの頭文字をとったもの。バランスのよいプラスチックで、強度が強く、光沢があり、加工がしやすいなどで、建材・機械の部品等幅広い分野で使われている優れもの。よく見るプラスチックでは、ペットボトルのPETはポリ・エチレン・テレフタートの頭文字。名もなき物たちにたくさん使われている。

家庭用ラップとビニール袋

家庭用ラップは、主に2種類。通気性のないポリ塩化ビニリデン(サランラップやクレラップ)と通気性のあるポリエチレン。ポリ塩化ビニルデンの方は、臭気や水気を通さないので、肉魚のラップによい。野菜は呼吸をしているのでポリエチレンの方がいい。

ラップでないビニール袋を調べてみた。自分の使っているものは、すべてポリエチレンだった。また、ジップロックのような保存袋もポリエチレン。つまり、冷蔵庫に入れて乾燥を防ぐにはビニール袋よりはラップした方がいいということか。野菜の保存には向いているのか。

耐熱容器として大活躍のポリカーボネート

近頃、レンチン料理が増え、耐熱容器が必須となった。しかし、耐熱ガラスは、「高い」「重い」「割れやすい」と三拍子揃っている。そこで探し出したのが、ポリカーボネート製のボール。「安い」「軽い」「割れにくい」上に、透明性も十分だ。耐熱温度140度でレンジでの調理に十分耐えられる。ガラスの250倍と衝撃にも強い。ハンマーでたたいても壊れないらしい。ガラスに比べて劣るのは、油汚れが落ちにくいのと傷がつきやすいこと。肉料理等するとべたつくが、丁寧に洗えばいいし、少しくらい傷ついても家で使う分には支障はない。

ポリカーボネートボウル
私が使用している製品

海洋汚染とプラスチック

地球環境保護のために海洋汚染、7月からレジ袋有料化が始まった。配布しないというわけではなく、お金を払えば購入できる。ゴミは減るかもしれないが、そもそもプラゴミに占めるレジ袋の割合は、少ないらしい。プラゴミも燃やしてしまえば害にはならない。プラスチックは原油からガソリン、重油・軽油・灯油などをとった昔は残りカスだったものから作られている。プラスチックを作らなければ、廃棄される。人間が活動する以上、資源を使うことは必須。製品を作るための原料の調達、輸送、製造、流通、リサイクルとあらゆる場面でエネルギーを使い、水なども汚す。プラを紙に置き換えると森林破壊の問題も起こる。トータルで考えるべき問題で、一面からだけ見て断じるのは難しい。

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